○直流
JRの路線は首都圏から近畿、四国に至るまで、多くの区間が直流で電化されている。
そのため、国鉄、JRで開発された電車の中でも一番種類が多い。
国鉄時代の1959年6月に定められた車両称号規程改正により、
直流電車は上1桁を1から3にするようになっている。
通勤形
国鉄101系電車
国鉄がカルダン駆動方式を採用し、2両1ユニットの電動車を有する新性能電車として誕生させた直流通勤形電車。
登場時はモハ90系を名乗っていたが、1959年の称号改正に伴い101系となった。
加速能力などの問題から後続の103系が誕生し、その6年後に製造は打ち切られた。
MT46A形直流直巻整流子電動機、抵抗制御、中空軸平行カルダン駆動方式。
1957年に試作車が登場、量産車は1958年3月から1969年にかけて製造、計1535両が製造された。
1979年201系置き換えから廃車が始まり、一部は103系へ改造、事業用車両への部品流用、秩父鉄道への民間譲渡車もある。
JRへ継承は224両であり、2003年で定期運用は終了、保存車両を残して全廃している。
200番台/中央快速線用の電動発電機、空気圧縮機付きの付随車。
800番台/中央本線対応のパンタグラフを付けた電動車、制御電動車。
900番台/国鉄初の新性能電車モハ90形の量産化改造の区分。
910番台/電力回生ブレーキを搭載した制御電動車の試験車。
1000番台/武蔵野線用にA基準に準拠した難燃化対策が施された改造区分。
103系改造による改番
サハ101形→サハ103形750番台
クハ100形、101形→クハ103形2000番台、2500番台
| 101系 南武線支線 |
国鉄103系電車
101系をベースに電動機の出力を110kWに変更し、経済性を重視して設計、製造された通勤形直流電車である。
基本形は外見上のデザインは101系と大差がない。
非貫通、片側4扉、ロングシート車であるが、一部地下鉄乗り入れ車は貫通扉あり。
1963年から1984年にかけて3447両が製造された。
長期にわたって製造されたため、改良や仕様の変更が多い。
MT55形直流直巻整流子電動機×4基、抵抗制御、中空軸平行カルダン駆動方式。
500番台/京浜東北線クモハ103形の反対側用にクハ103形500番台が用意された。
750番台/サハ101形を改造してサハ103形に編入した区分。
900番台/山手線に先行試作車として新造された4両編成2本に付された区分。
910番台/超多段バーニア式制御器の試作車として製造された区分。
1000番台/営団地下鉄千代田線直通の常磐線用に設計され、貫通扉が設置された番台区分。
1200番台/営団地下鉄東西線直通用に301系増備として登場した貫通扉設置の番台区分。
1500番台/福岡市営地下鉄直通の唐津線、筑肥線用に登場した貫通扉設置の番台区分。
2000番台/クハ100形を改造してクハ103形に編入した区分。
2500番台/クハ101形を改造してクハ103形に編入した区分。
3000番台/72系に103系の主電動機などを組み合わせて新性能化し、103系に編入させた番台区分。
105系への改造
モハ103形、モハ102形1000番台→クモハ105形500番台
クハ103形1000番台→クハ105形0番台
クハ103形0番台→クハ105形100番台
モハ102形1000番台→クハ104形500番台
モハ102形0番台→クハ104形550番台
サハ103形0番台→クハ104形600番台
クモハ103形0番台→クモハ105形100番台
モハ102形0番台→クモハ105形600番台
クハ103形500番台→クハ105形100番台
サハ103形0番台→クハ105600番台
国鉄105系電車
ローカル線区向けに電動車が1両に集約している1M方式を採用して1981年から製造された通勤形直流電車。
基本は1M1Tで編成を組むが、1M2Tでも運転できるようになっている。
新造車両のほか、103系余剰車からの改造された車両もある。
貫通型、非貫通型があり、新造車は片側3扉、103系改造車は片側4扉、ロングシート車である。
MT55形直流直巻整流子電動機、抵抗制御、中空軸平行カルダン駆動方式。
新造車は1981年から60両が製造された。
改造編入車は1984年に61両が103系から改造、1987年に103系から4両が改造、65両が誕生した。
国鉄分割民営化後はJR東日本とJR西日本に継承され、JR東日本車は全廃している。
新規製造車
クモハ105形0番台/新造制御電動車。
モハ105形0番台/クモハ105形0番台改造の中間電動車。形式消滅。
クハ104形0番台/新造された制御車。
サハ104形0番台/クハ104形0番台改造の付随車。形式消滅。
改造編入車
クモハ105形500番台/モハ103形、モハ102形1000番台から改造の制御車。運転台新造。
クハ105形0番台/クハ103形1000番台から改造の制御車。
クハ105形100番台/クハ103形0番台から改造された制御車。非貫通型。形式消滅。
クハ104形500番台/モハ102形1000番台から改造された制御車。運転台新造。
クハ104形550番台/モハ102形0番台から改造された制御車。運転台はクハ105型から流用。
クハ104形600番台/サハ103形0番台から改造された制御車。
クモハ105形100番台/クモハ103形0番台から改造の制御電動車。仙石線用。
クモハ105形600番台/モハ102形0番台から改造の電動制御車。
クハ105形100番台/クハ103形500番台から改造の制御車。
クハ105形600番台/サハ103形0番台から改造の制御車。
JR東日本107系電車
北関東地区の輸送力改善を目的に基本2両編成のローカル線区用の直流通勤形電車である。
輸送量の増減によって増結して使用できる。
また廃車になった165系などの派生品を再利用し、JR東日本の自社工場で製造された。
20m級、貫通型、片側3扉、ロングシート車である。
1988年から1991年にかけて54両が製造された。
0番台:日光線用、1988年6月、2両編成8本
100番台:高崎支社ローカル線用、2両編成19本
国鉄201系電車
国鉄が電機子チョッパ制御、電力回生ブレーキを装備して誕生させた直流通勤形電車。
電機子チョッパ制御器のコスト高から中央快速線、中央・総武緩行線、京阪神緩行線への新造投入で終わった。
1979年8月20日に試作車が中央快速線に投入、1981年から量産を開始した。
非貫通型、片側4扉、ロングシート車、最高速度100 km/h、
主電動機は直流直巻電動機MT60形、サイリスタチョッパ制御、中空軸平行カルダン撓み板継手方式である。
1018両が新造され、国鉄分割民営化後にJR東日本に794両、JR西日本に224両が継承された。
国鉄203系電車
国鉄が103系1000番台置き換えとして地下鉄千代田線乗り入れ用に開発した直流通勤形電車である。
電機子チョッパ制御、回生ブレーキを装備した営団6000系と性能を合わせた車両として、
1982年8月に量産先行車が登場、同年11月から営業運転を開始、
1984年2月より0番台10両編成×7本=70両、
1985年3月からボルスタレス台車を採用した100番台が10両編成×9本=90両が製造された。
貫通型、アルミ車体、地下鉄乗り入れA-A基準に適合、
片側4扉、ロングシート車、最高速度は常磐緩行線内が90km/h、千代田線内が80km/hである。
主電動機は直流直巻電動機MT60形、サイリスタチョッパ制御、中空軸平行カルダン撓み板継手方式である。
国鉄分割民営化後に全車がJR東日本に継承、2009年のE233系登場により廃車が始まっている。
国鉄205系電車
山手線の103系置き換えのために界磁添加励磁制御を採用して国鉄が設計、開発し、
分割民営化後のJR東日本、西日本に引き継がれた直流通勤形電車である。
1985年1月に量産先行車が完成し、同年7月から量産が開始された。
国鉄時代には368両が製造され、JR東日本に340両、JR西日本に28両が継承、
国鉄分割民営化後にJR東日本で1073両、JR西日本で20両が製造された。
非貫通型、ステンレス車体、片側4扉、ロングシート車、
主電動機は直流直巻電動機MT61形、界磁添加励磁制御、中空軸平行カルダン駆動方式である。
モハ205形/モハ204形とユニットを組む電動車。パンタグラフ、主制御器搭載。
モハ204形/モハ205形とユニットを組む電動車。電動発電機、空気圧縮機搭載。
クハ205形/奇数向きの制御車。
クハ204形/偶数向きの制御車。
サハ205形/付随車。
クモハ205形/クモハ204形とユニットを組む制御電動車。JR化後に登場。
クモハ204形/クモハ205形とユニットを組む制御電動車。JR化後に登場。
サハ204形/6扉の付随車。
新造車
0番台/国鉄、JR東日本によって製造、山手線、横浜線、埼京線、南武線、京浜東北線、中央・総武緩行線、京阪神緩行線に投入、
量産先行車10両編成4本、量産車前期形10両編成30本、7両編成4本、後期形は前面デザイン変更車あり。
500番台/JR東日本によって製造、相模線に投入、ローカル線仕様、4両編成13本製造。
1000番台/JR西日本によって製造、阪和線に投入、前面窓の変更、補助電源装置の搭載。4両編成5本製造。
改造車
1000番台/南武支線用、山手線余剰車より改造、中間付随車に運転台を新造設置。2両編成。
1100番台/鶴見線用、山手線余剰車より改造、中間付随車に運転台を新造設置。3両編成。
1200番台/南武線用、山手線余剰車より改造、中間付随車に運転台を新造設置。6両編成6本製造。
3000番台/八高線、川越線用、山手線余剰車より改造、中間付随車に運転台を新造設置。4両編成。
3100番台/仙石線用、山手線余剰車より改造、中間付随車に運転台を新造設置。4両編成。2WAYシート車あり。
5000番台/武蔵野線用、電動車をかご形三相誘導電動機MT74形、VVVFインバータ制御に改造。8両編成。
国鉄207系電車
国鉄がVVVFインバータ制御の営業運転によるデータ収集用に設計、製造した直流通勤形電車である。
1986年に10両編成1本が製造され、常磐線の営業運転に投入された。
貫通型、アルミ車体、地下鉄乗り入れA-A基準に適合、
片側4扉、ロングシート車、最高速度は常磐緩行線内が90km/h、千代田線内が80km/hである。
車体の内外のデザインは205系に似ているが前面には貫通扉がある。
試験用のために900番台に区分され、そのためJR西日本が新造した通勤形直流電車にも207系が存在する。
主電動機はかご形三相誘導電動機MT63形、VVVFインバータ制御、TD平行カルダン駆動方式である。
203系、209系1000番台とともに常磐緩行線で使用されたが、
2009年12月5日に営業運転を終了し、2010年1月6日付けで廃車となった。
JR西日本207系電車
国鉄分割民営化後JR西日本が初めて設計した標準型の直流通勤形電車。
VVVFインバータ制御を初めて搭載、
片町線と福知山線の短絡線であるJR東西線での採用を見込んで地下鉄対策を施し、
1991年から2003年までに484両が製造され、それ以降は321系に移行した。
福知山線脱線事故で4両が大破して除籍、3両は事故証拠として警察が押収、477両が運用に付いている。
0番台は試作車4両+3両、学研都市線の103系置き換え用に140両が登場、
1000番台は1994年から東海道・山陽本線、JR東西専用に登場したグループ、
2000番台は片町線の輸送改善目的で登場したグループがある。
また0番台と1000番台の構成編成に500を加算して付番した500番台+1500番台が16編成誕生した。
ステンレス製、主電動機は三相誘導電動機、VVVFインバータ制御、WNドライブ駆動。
クハ207形0番台/京都方の制御車。
クモハ207形1000番台/パンタグラフ、静止形インバータを搭載する京都方の制御電動車。
クモハ207形2000番台/パンタグラフ、車両制御装置を搭載する京都方の制御電動車。
クハ206形0番台/西明石方の制御車の試作車。1両のみ存在。
クハ206形100番台/西明石方の制御車。
モハ207形0番台/パンタグラフ、空気圧縮機、静止形インバータ、補助電源装置を搭載する電動車。
モハ207形1000番台/パンタグラフ、空気圧縮機、静止形インバータ、補助電源装置を搭載する電動車。
モハ207形1500番台/モハ207形500番台とユニットを組む電動車。
モハ207形2000番台/パンタグラフ、空気圧縮機、車両制御装置、補助電源装置を搭載する電動車。
モハ206形/モハ207形とユニットを組む電動車。
サハ207形0番台/試作編成に連結されていた付随車。1両のみ存在。
サハ207形1000番台/1000番台用の付随車。
サハ207形1100番台/空気圧縮機を搭載した1000番台用の付随車。
サハ207形2000番台/2000番台用の付随車。
JR東日本209系電車
1992年に試作された901系の成果を元に設計・製造された直流通勤形電車。
JR東日本として初めての自社設計照準型通勤形電車として、
E231系が誕生するまで標準型通勤電車として各線区で活躍した。
新造区分は0番台、500番台、950番台、1000番台、3000番台、
改造区分は2000番台、2100番台、2200番台、3100番台である。
0番台は京浜東北・根岸線に10両編成×78本=780両が配属。E233系投入により運用離脱。
南武線に6両編成×2本=12両が配属、余剰の1編成が運用離脱した。
500番台は中央・総武緩行線に投入されたワイドボディの新製車両で1998年11月に落成、
同年12月29日から10両編成×17本=170両が製造、
1次車9本は菱形のパンタグラフ、2次車の8本はシングルアームのパンタグラフを採用、
中央・総武緩行線、京葉線、武蔵野線などに配属された。
950番台は1998年10月に落成された“第二世代”として試作された通勤形電車。
10両編成×1本=10両が製造され、他の209系500番台とともに中央・総武緩行線で運用された。
2000年6月に量産化改造されE231系900番台に改番された。
1000番台は千代田線と相互乗り入れする常磐線用として2800mm幅車体を採用、前面に非常扉を設置した。
3000番台は八高線・川越線に4両編成×4本=16両が配属、
基本設計は0番台と同じだが半自動機能対応を搭載していることから3000番台に区分された。
2000番台、2100番台は京浜東北・根岸線から離脱した0番台を4両、6両編成化、
先頭車をセミクロスシートに変更して幕張車両センターに配属、
4両編成×42本=168両、6両編成×26本=156両が113系置き換えた。
総武本線、東金線、外房線、内房線、成田線、鹿島線などで運用されており、今後も増備予定である。
番台区分はドアエンジン方式の差異によるもので、2000番台は空気式ドアエンジン装備車、
2100番台は電気式ドアエンジン装備車である。
2200番台は京浜東北・根岸線で余剰の0番台を南武線用に改造した区分。
6両編成×3本=18両が中原電車区に配属されている。
3100番台はりんかい線余剰の70-000形先頭車4両、中間車2両を購入、
中間車2両を新造して4両編成×2本を八高線・川越線に配属した。
ステンレス製、片側両開き4扉、主電動機はかご形三相誘導電動機MT68形及びMT73形、モーター出力95kW、
GTOサイリスタ素子VVVFインバータ制御及びIGBT素子VVVFインバータ制御、TD平行カルダン駆動。
クハ209形/奇数向き制御車。空気圧縮機、蓄電池、整流装置などを搭載。
クハ208形/偶数向き制御車。蓄電池、整流装置などを搭載。
モハ209形/モハ208形とユニットを組む電動車。VVVFインバータ、整流装置を搭載。
モハ208形/モハ209形とユニットを組む電動車。補助電源装置、空気圧縮機、蓄電池、整流装置を搭載。
サハ209形/付随車。
サハ208形/6扉車の付随車。
JR東日本E231系電車
国鉄時代の通勤形及び近郊形の置き換えのために最新技術を投入して設計された一般形電車。
省エネルギー化、生産コスト、メンテナンスコストの削減、運行制御システムの新機軸を採用して、
JR東日本と東急車輛製造の共同開発によって2000年3月に誕生した。
通勤形と近郊形を統一した一般形として設計、製造コストの削減などに貢献している。
2000年3月に基本番台が中央・総武緩行線、同年6月には近郊形が宇都宮線、
2002年4月から500番台が山手線、2003年5月に800番台が地下鉄東西線直通に登場している。
首都圏の路線に多く登用され、2736両が製造されたが、
山手線6扉車の廃止により104両が廃車、現存数は2632両となっている。
主電動機はMT73形かご形三相誘導電動機、モーター出力95kW、
IGBT素子VVVFインバータ制御、TD平行カルダン駆動。
クハE230形/偶数向け制御車。
クハE231形/奇数向き制御車。
モハE230形/中間電動車。補助電源装置、空気圧縮機を搭載。
モハE231形/中間電動車。VVVFインバータ、集電装置を搭載。
サハE230形/普通中間付随車。6扉車。
サハE231形/普通中間付随車。
サロE230形/グリーン車2階建て中間付随車。洗面設備。
サロE231形/グリーン車2階建て中間付随車。乗務員室。
通勤形
基本番台/中央・総武緩行線10両編成×46本=460両、
常磐快速線、成田線基本編成10両編成×17本=170両、付属編成5両編成×19本=95両。
500番台/山手線11両編成×52本=572両。
800番台/東京メトロ東西線直通車10両編成×7本=70両。
900番台/E231系試作車両として製造された209系950番台が編入、中央・総武緩行線10両編成×1本=10両製造。
近郊形
小山車両センター/U編成基本編成10両編成×49本=490両、付属編成5両編成×35本=175両。
国府津車両センター/K編成基本編成10両編成×42本=420両、S編成付属編成5両編成×34本=170両。
JR東日本E233系電車
最新技術を投入したE231系の後継として設計、誕生した一般形電車。
E231系E531系の技術を踏襲し、主要機器を二重系化するなどして信頼性を高めた。
ユニバーサルデザインの車内やフルカラーLEDなど利用者の利便性も考慮されている。
2006年12月に0番台が中央線快速系統に登場、2007年9月から京浜東北・根岸線に1000番台、
2009年5月から東京メトロ千代田線直通の常磐線に2000番台、
2010年3月から近郊タイプの3000番台、同年7月には京葉線に5000番台、
2013年6月から埼京線・川越線に7000番台が投入され、
横浜線、南武線にも投入が予定されている。
軽量ステンレス車体、主電動機はMT75形かご形三相誘導電動機、モーター出力140kW、
IGBT素子2レベルVVVFインバータ制御。
基本番台/中央快速線10両固定T編成×42本=420両、6+4両分割H編成16本=160両、
青梅・五日市線青編成、6両編成×12本=72両、4両編成×9本=36両。
1000番台/京浜東北・根岸線10両編成×83本=830両。
2000番台/東京メトロ千代田線直通の常磐線10両編成×18本=180両。
3000番台/東海道本線・伊東線基本10両編成+付属5両編成×2本、
東北本線基本10両編成×31本=310両、+付属5両編成×30本=150両。
5000番台/京葉線10両固定編成×20本=200両、6両+4両分割編成×4本=40両。
7000番台/埼京線・川越線10両編成×31本=310両。
8000番台/南武線6両編成×35本=210両。
8500番台/南武線用に基本番台・青670編成から改造編入されたN36編成の区分。
JR東日本E235系電車
首都圏一般型車両としてE231系、E233系に次いで誕生した一般形電車。
E233系の技術を踏襲しつつ、新しい列車情報管理システム「INTEROS」を導入、
窓上部および妻上部にデジタルサイネージを配置された。
山手線用として2015年に量産先行車が登場、2017年5月より量産を開始した。
11両編成のうち10両が新造、10号車は元山手線用のE231系500番台より改造編入、
サハE231形4600番台からサハE235系4600番台に改番された。
但し、改造工期確保のため、第04編成、第05編成はサハE235形500番台を新造した。
ホームドアに併せてラインカラーをドアの部分に施している。
軽量ステンレス車体、主電動機はMT79形外扇式全密閉かご形三相誘導電動機、
モーター出力140kW、制御方式はSiC素子VVVFインバータ制御。
車体は総合車両製作所のオールステンレス鉄道車両sustinaを採用、
但し、E235形4600番台を除く。
基本番台/山手線11両編成×50本=550両、編成毎10両が新造、
1両はE231系500番台から改造編入、
1000番台/横須賀線・総武快速線、基本編成11両編成×51本=561両、
付属編成4両編成×46本=184両、計745両が新造予定。
国鉄301系電車
103系をベースに営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線直通対応で設計、製造された通勤形直流電車である。
1966年に7両編成×5本=35両、1969年に7両編成×3本=21両が製造された。
全車が三鷹電車区(現・三鷹車両センター)に配置、国鉄分割民営化後はJR東日本に継承された。
1991年12月1日のダイヤ改正で東西線が10両編成化されることとなり、
残存していた7両編成2本14両を組換え、10両編成化した。
また残存車両と103系1200番台の混成で10両編成化した編成も存在した。
貫通型、アルミニウム合金製、片側4扉、ロングシート車、最高速度100km/h、A-A基準準拠、
MT55形直流直巻整流子電動機×4基、抵抗制御、中空軸平行カルダン駆動方式。
後続のE231系800番台の誕生から、2003年6月10日に定期運用を終了、同年廃車となった。
JR九州303系電車
筑肥線下山門から筑前前原までが複線化したのに合わせて増発に対応するために製造された通勤形直流電車。
2000年1月22日のダイヤ改正より運用が開始された。
筑紫線はJR九州で唯一の直流区間であるため、303系はJR九州が製造した唯一の直流電車でもある。
また福岡市営地下鉄空港線に直通することから地下鉄対応の車両設計となっていて、前面に非常扉が設置されている。
1999年に2本、2002年に1本の計6両編成×3本=18両が近畿車輛で製造された。
ATOを搭載しているために地下鉄区間でのワンマン運転も可能になっている。
20m級、前頭部のみ普通鋼製とした軽量ステンレス車体、片側両開き4扉、ロングシート、
主電動機はかご形三相誘導電動機、モーター150kW、IGBT素子VVVFインバータ制御、TD継手式中実軸平行カルダン駆動。
JR九州305系電車
唐津線、筑肥線の103系1500番台置き換えのため、
2015年2月5日より営業運転を開始した通勤形直流電車。
103系1500番台は福岡市営地下鉄線内のワンマン運転に非対応だった。
そのため福岡市営地下鉄線内のATOに対応した車両を新造、
6両編成×6本=36両が投入、103系1500番台を置き換えた。
デザインは817系を踏襲、水戸岡鋭治氏がデザインを担当した。
車体は日立製作所A-trainシステムによって製造された、
ダブルスキン構造の軽量アルミ合金である。
20m級、片側両開き4扉、ロングシート、主電動機は全閉型永久磁石同期電動機、
主電動機出力150kW、IGBT素子VVVFインバータ制御。
JR東海315系電車
国鉄時代に製造された車両を淘汰するために開発されたJR東海標準型の通勤形直流電車。
2020年に中央本線、東海道本線、関西本線に投入する計画が発表され、
2021年から2025年にかけて0番台の8両編成×23本=184両
3000番台の4両編成×42本=168両の計352両が製造された。
今後、本線のみでなく地方線区への投入も計画されている。
20m級、片側3扉、軽量ステンレス車体、運転台のみ普通鋼製、
日本車輌製造の次世代ブランド「N-QUALIS(エヌクオリス)」が採用された。
主電動機は三相かご型誘導電動機、モーター出力220kW、
ハイブリッドSiC-IGBT素子VVVFインバータ制御、WNドライブ駆動。
モハ315形0番台、3000番台/中間電動車、車両制御装置、集電装置搭載。
モハ315形500番台、3500番台/中間電動車、車両制御装置、補助電源なし、集電装置搭載。
クハ315形/上り向き制御車、非常走行用インバータ、非常走行用蓄電池搭載。
クハ314形/下り向き制御車、蓄電池、空気圧縮機搭載。
サハ315形0番台/中間付随車、蓄電池、空気圧縮機搭載。
サハ315形500番台/中間付随車、非常走行用インバータ、非常走行用蓄電池、空気圧縮機搭載。
JR西日本321系電車
老朽化した201系、205系の置き換えや福知山線の脱線事故で大破した207系の代替のために製造された一般形電車。
207系の改造ではなく、設計を全面的に見直して製造され、2005年12年1月より営業運転が開始された。
ステンレス製ワイドボディ、片側両開き4扉、7両編成×39本=273両が製造された。
主電動機はかご形三相誘導電動機、モーター出力270kW、2レベルIGBT素子VVVFインバータ制御、WNドライブ。
JR西日本323系電車
大阪環状線で3扉車と4扉車の混在解消を目的に2016年から投入された一般形電車。
2016年から2019年にかけて8両編成×22本=176両が製造され、
大阪環状線、桜島線で運行され、同線の4扉車103系、201系を淘汰した。
20m級、ステンレス製ワイドボディ、運転台のみ高耐候性圧延鋼材、片側両開き3扉、
主電動機は全閉式かご形三相誘導電動機WMT107、主電動機出力220kW、
フルSiC-MOSFET素子VVVFインバータ制御、WNドライブ。
JR東日本E331系電車
ACトレインE933系の実証結果を基にしてJRで初めて連接車体を採用した一般形直流電車。
2007年3月18日から京葉線で量産先行車が営業運転を開始したが、その後増備はされておらず、1編成のみの存在である。
7両編成の連接車体を2本繋いで14両編成とされており、1本の長さは他の通勤形電車10両編成と同じ長さとなる。
先頭車はセミクロスシートとロングシートの両方に対応、
制御車と2本の連接編成を繋ぐ7号車、8号車は16.5m級、他は13.4m級、ステンレス車体、
主電動機は永久磁石同期電動機MT77形、東芝製IGBT素子VVVFインバータ制御、車軸直接駆動。
クハE330形/東京方の制御車。1両のみ。
クハE331形/蘇我方の制御車。1両のみ。
モハE331形/電動車。6両在籍。
サハE330形/蘇我方7両編成の片側通常台車の付随車。1両のみ。
サハE331形/付随車。2両在籍。
サハE331形500番台/補助電源搭載の付随車。2両在籍。
サハE331形1000番台/東京方の7両編成の片側通常台車の付随車。1両のみ。
JR東日本EV-E301系電車
JR東日本が開発したリチウムイオン蓄電池を使用した直流蓄電池電車である。
蓄電池を意味するアキュムレーターから「アキュム」の愛称が付けられている。
電化区間はパンタグラフから電気を取り入れて走行、停車時にパンタグラフから蓄電し、
非電化区間は充電した電気のみを使用して走行する。
そのため非電化区間の終点に充電用の電線を備えた設備が必要となる。
2両固定編成で架線走行時には直流1500V、蓄電池使用時には630Vで走行する。
2014年3月15日烏山線で運用を開始した。
20m級、ステンレス車体、ロングシート、
主電動機は主電動機はかご形三相誘導電動機MT78A形、
主電動機出力95kW、VVVFインバータ制御。
EV-E300形/宇都宮方の制御電動車。静止形インバータ、電動空気圧縮機搭載。
EV-E301形/烏山方の制御電動車。
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